「えっ!何か変な事しなかったでしょうね!?」

俺は少しドキリとした。

いや、変な事はしていない。
してはいないんだが、美咲の基準が分からない。

もしかしたら、俺にとっては何て事無い事も、彼女にとっては違うかもしれない。