俺は何だか気恥ずかしい気分になった。
それと同時に、言いようのない不安に襲われた。

この身体の持ち主はどうなってしまったのだろうか。
まさか、俺の身体と入れ替わってしまったのだろうか。

死んでいるのならまだ良い。
生きているとなれば、凄惨な事になる。

俺にはどうする事も出来ないとはいえ、可哀想な事をした。