「プッハー!うんめぇ!!」

両目を瞑りながら、健吾が感嘆の声を洩らす。

あの〜、アタシは何も感じないんですけど…

(タイム、タイム!ちょっと待って!!)

身体の所有権は現在、健吾側にある。
つまり、アタシの方には身体の感覚が無い訳だ。
このままだと、意味の無いカロリーが摂取されることになる。

急いで馬鹿を止めなくては。