開けた途端に、中から冷気が漂う。
それは、夏の日差しとシャワーで火照った身体を心地好く冷やしていった。

「あー、気持ち良ぃー。」

健吾は冷蔵庫の中に頭を突っ込むと、「もうこれしかない」というような声を発した。

オッサンか?お前は。