(あ、ビール飲みたい。)

「お?良いねぇ!」

(冷蔵庫にあるから、持ってきてよ。アンタ、未成年じゃないよね?)

「違ぇーよ。例え未成年でも、この場合は平気なんじゃん?」

くだらない会話をしながらキッチンに向かうと、健吾が冷蔵庫の扉に手を掛けた。