「あ、コレ?」

健吾が一つのプレイヤーを手に取った。

へぇ、アタシが欲しい物を一発で引き当てるなんて、中々良い趣味してるじゃん。

(そうそう、だけどブルーじゃなくてピンクのヤツね。)

「えー、何かピンクって弱そうじゃん?じゃあ、せめて間を取ってブラックにしようぜ?」

いちいち、人の好みに口出しすんな。
しかも、全然間じゃねーよ。