「お前さん、今の時間を大切にせぇよ?嬢ちゃんは心配せんでもよい。」

「と、言いますと?」

「この症状は一ヵ月。前例では多少の誤差はあるものの、同じようなモンじゃった。つまり、一ヵ月程経てば、否が応にも治るってこった。」

老人は再びペンを走らすと、そっけなく言葉を発した。

ていうか、マジで?

治るのね!
やったぁ!!