直人―――…? 「お前のこと好きなんだよ!愛してんだよ!……分かれよ、鈍感」 「うっ嘘だあ…」 気付けば涙が溢れていた。 夢? 幻? 現実?……なんだよね? 「嘘なわけねえだろ…人の告白をっうわっ」 気付いたら抱きついていた。 小さいころ以来の直人の香り。 「分かるわけないじゃんかあっ!どんだけ苦しんだと思ってんのよっ…」