『別に。
来いって言われて来てるだけだし。
そこまで言われる筋合いないんだけど。
それとも何?
あなたの気にいらないことでもした?
少なくともあたし,あなたに自分から話したことないから関け...。』
頭に冷たい液体。

あぁ,お茶かけられたんだ。
『あのねぇ――,ミユが言いたいこと分かんない??
白川サン頭いいから分かると思ってたのにぃ。』
わざわざキツネが顔を覗きこんでいう。

キタねぇ面向けんなキツネ。

『何?
学校来んなってことでしょ?
別にそんなの1年の時から知ってるから。』

『そんなの当たり前じゃぁん。白川サン,ミユには目障りだもン。
それに白川サン....』

お前の都合に合わせられっか。

『じゃぁ荒井に言えば?
「白川サンが学校来たくないって言ってましたぁ」ってさぁ。』

さっさと家帰ってお風呂入りてぇ...

『荒井先生のこと呼び捨てでいいって言われたの?』

はぁ?つまんないこと聞くキツネだなぁ――。

『何かいけないことでもあ『そぉゆうのも含めて目障り。』
キツネが睨んできた。
あ,周り忘れてたけど,こいつらもあたしのこと睨んでるよ―。