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その日は、何の前触れもなく突然訪れた。



あたしが魔界に来てから、もう8ヶ月が経っていて。


最初はあった抵抗感も、今ではすっかりなくなっていた。


"寂しい"なんて思う暇もないくらい、ここでの生活が楽しくて仕方なかった。



日に日に積もる、あなたへの想い。


あたしはまだ、口に出せずにいた。





今日もまた、いつものメンバーでお茶会をしていた。


「メイ、それ取って」


「ダメ!残り一個しかないし、あたしまだ食べてないからっ!」


「メイ様、またお作りしますから」


「ロゼリナータ様、メイさんの我が儘を聞くことないですわ」


「騒がしいなー。お茶会ぐらい優雅にやろうって。…無理か」


…みんな続けてしゃべってしまいましたが、順番にレオ、あたし、ロゼ、マレッタ、ネオです。