そこには鏡に映る祢六の姿。 ちゃっかりベッドで寝てるし。 「え〜酷いなぁ。あっためてあげてるのに」 「結構よ!」 鏡に映る祢六に向かって言うとドライヤーで髪を乾かした。 祢六がこうしているのは珍しくない。 たまに真人もいるけど。 そんなのはもう慣れた。 慣れって恐ろしいね。 .