ビシッと私の方に指をさす祢六。 「だから!その皆城さん家のふわちゃんに………」 語尾がだんだん小さくなる。 皆城さん家のふわちゃんに………? 祢六を見る。 うんうんと頭を上下に動かしている祢六。 「皆城さん家のふわちゃんって…………私!?!?」 「だから、さっきっから言ってるでしょ〜」 .