反射的に私も後ずさる。 立川くんが一歩進むと私は一歩下がる。 トンー… 背中にひんやりとしたコンクリートが当たった。 ヤバッ・・・ これ以上、下がれない……… 前を見れば余裕の笑みを浮かべている立川くんが迫ってくる。 .