ピンポーン………


少し高級そうな玄関。
商店街からは少し離れてるから、あまり目立たない。
でも実物は結構大きくて、圧倒された。


「デカい…………」

声が出るほど大きい。
咲夜ちゃんとは一度会ったことあったけど、まさか大金持ちだとは知らなかった。

アキも相当びっくりしてる。


「はぁい………」

インターホンから声がし、すぐに可愛い服着た女の子がでてきた。
そう。
これが咲夜ちゃん………
相変わらず立派だ。


「もうぅ!!キナコ!遅いよ……………ってあれ?キナコが居ない。」

咲夜ちゃんはキョロキョロと辺りを見回している。


多分、私たちの存在に気付いてない……………


「あれ?ユウちゃんにアキちゃんじゃん!!!
どうしたの??
ってかいつからそこに!?」

やっと咲夜ちゃんは私たちの存在に気付いた。


「咲夜ちゃん。キナコ姉の代わりに来たよ!!!」



咲夜は微笑んで私たちを家の中に入れてくれた。



家の中もすごくて私たちはビクビクしていた。