キナコ姉はヒロのお姉ちゃんなんだ。

本名は松木那弥子(マツキナミコ[オンナ])。今は16歳で私たちより2歳年上なんだ。
そしてキナコ姉もヒロと同じく勉強もスポーツもバリバリなの!!!

キナコ姉はタンポポ商店街の頼れるお姉ちゃんなのだ。



「ねぇユウ、アキ………ちょっと手伝ってくれない?」

キナコ姉は困った顔をしてた。私とアキはお互いを見つめ、コクンと頷いた。


「ありがとう♪
じゃぁちょっとついて来てくれない………」


私とアキはマスターの店を後にして、キナコ姉について行った。




ついた先は…………


キナコ姉の親友の咲夜(サクヤ[オンナ])ちゃんの家だった。


「ここって……………」

キナコ姉は胸の前に手を出して頼み込んだ。


「今日、彼とデートなの!!でもサクの仕事手伝うって約束しちゃって………
サクの仕事手伝ってあげてくれないかな………?」


私はうーんと困った顔をした。
するとキナコ姉はある条件をつけた。


「仕事してくれたら、今度ハンバーガーおごってあげる!!!」


私とアキは目を輝かせた。



「やる!!!!!」