まーちゃん・・・


今まで見たことのないまーちゃんの表情だった。




真剣な顔。




「まだガキだから・・・お前が大人になるまで待っててやるから。だから、俺のことずっと好きでいていいよ」




「何言ってんの?!一言も好きって言ってないし!!!」




まーちゃんは、優しく微笑んだ。



教室は冷え切っていて、さっきつけた暖房がやっと温かい風を送り始めた。




「美春・・・好きだよ」



「ま・・・まーちゃん、私もまーちゃんが好き。好きっていうか、大好き!!まーちゃんが欲しい!!」




抑えてた気持ちがあふれ出す。


信じられない。



まーちゃんが、私を・・・