自分の気持ちに気付いたのはいいけれど、
あたしはまだ、
満に気持ちを伝えられずにいた。
恥ずかしかったから。
満がどんな表情をするのか、
満との関係がどうなるのか、
恥ずかしいような
恐いような
楽しみなような
背中のかゆい所に手が届かない
そんな感じ。
そうこうしているうちに、優貴さんの絵が完成した。
優貴さんは最後に、
「早く自分の気持ち伝えないと、後悔するかもよ。」
と言った。
優貴さんは最後まで大人で、
こんなあたしの背中を、優しくポンと押してくれた。
あたしはまだ、
満に気持ちを伝えられずにいた。
恥ずかしかったから。
満がどんな表情をするのか、
満との関係がどうなるのか、
恥ずかしいような
恐いような
楽しみなような
背中のかゆい所に手が届かない
そんな感じ。
そうこうしているうちに、優貴さんの絵が完成した。
優貴さんは最後に、
「早く自分の気持ち伝えないと、後悔するかもよ。」
と言った。
優貴さんは最後まで大人で、
こんなあたしの背中を、優しくポンと押してくれた。