『歩♪おっはよ★今日は圭ちゃんに俊くんの情報いっぱい聞いとくかをね♪』
『うん。…ありがと…』
『えへへっ~♪』
『??どうしたの愛花?キモイよ?!』
『キモくないし!失礼ね!!』
『じゃぁ何?』
『喜んでんの♪』
『??』
『歩に好きな人が出来たなんて初めてなんだもん!すいごいうちは嬉しいの~♪』
と言って私に好きな人が出来たことを自分のことのように喜んでくれた愛花。
学校に着き今日の一限目は社会。D組の圭と俊は体育らしい。私の席は前が愛花でグランドがよく見えるベランダ側の席だ。
だから今日は本当朝からついてる♪
始まりのチャイムがなり,社会の授業が始まる。
いつもは寝てしまいそうなくらい退屈な社会の授業だけど今日は窓の外に俊が見えるからなんとなく楽しみだ♪
愛花も私と同じみたいで窓の外ばかり眺めている。
D組の体育の授業は今日はサッカーのようだ。
さすがにサッカー部なだけあってまわりより圧倒的に俊は上手い。しかも,ものすごく楽しそうにサッカーしている。
あぁ…
まただ…
初めて話した時のように無邪気に笑う顔…
一瞬で私の心を奪っていく。
あぁ…
あの笑顔が私だけに向けられたらどれだけ幸せなんだろう…
『―‥さんっ――‥中原さん!中原さん聞いてるの?!』
『……。』
『歩,歩!当てられてる…!』
愛花が後ろを向きながら言う。それと同時に他の生徒がみんな私の方を振り向く…
『あっ‥すっすみません////』
と,とっさに出た言葉。
先生もやれやれといった表情をしている。
はっ恥ずかしい…私としたことが,俊に見とれて当てられてることにすら気づかないなんて…
『まったく…体育が楽しそうなのはわかりますが,私の授業にも参加してくださいね!!』
先生が呆れたように言う。
『はい…気をつけます‥』
あ―…
最悪…
その後は何事もなかったように授業が進められた。
ふと,前からの視線に気づく。視線の正体は愛花だ。
『なっ何??』
『歩,俊くんに見とれてたでしょ♪』
『なっ!!』
愛花は私をからかうように笑いながらまた前を向いた。
気がつくともうすぐ授業も終わりそうだった。
『うん。…ありがと…』
『えへへっ~♪』
『??どうしたの愛花?キモイよ?!』
『キモくないし!失礼ね!!』
『じゃぁ何?』
『喜んでんの♪』
『??』
『歩に好きな人が出来たなんて初めてなんだもん!すいごいうちは嬉しいの~♪』
と言って私に好きな人が出来たことを自分のことのように喜んでくれた愛花。
学校に着き今日の一限目は社会。D組の圭と俊は体育らしい。私の席は前が愛花でグランドがよく見えるベランダ側の席だ。
だから今日は本当朝からついてる♪
始まりのチャイムがなり,社会の授業が始まる。
いつもは寝てしまいそうなくらい退屈な社会の授業だけど今日は窓の外に俊が見えるからなんとなく楽しみだ♪
愛花も私と同じみたいで窓の外ばかり眺めている。
D組の体育の授業は今日はサッカーのようだ。
さすがにサッカー部なだけあってまわりより圧倒的に俊は上手い。しかも,ものすごく楽しそうにサッカーしている。
あぁ…
まただ…
初めて話した時のように無邪気に笑う顔…
一瞬で私の心を奪っていく。
あぁ…
あの笑顔が私だけに向けられたらどれだけ幸せなんだろう…
『―‥さんっ――‥中原さん!中原さん聞いてるの?!』
『……。』
『歩,歩!当てられてる…!』
愛花が後ろを向きながら言う。それと同時に他の生徒がみんな私の方を振り向く…
『あっ‥すっすみません////』
と,とっさに出た言葉。
先生もやれやれといった表情をしている。
はっ恥ずかしい…私としたことが,俊に見とれて当てられてることにすら気づかないなんて…
『まったく…体育が楽しそうなのはわかりますが,私の授業にも参加してくださいね!!』
先生が呆れたように言う。
『はい…気をつけます‥』
あ―…
最悪…
その後は何事もなかったように授業が進められた。
ふと,前からの視線に気づく。視線の正体は愛花だ。
『なっ何??』
『歩,俊くんに見とれてたでしょ♪』
『なっ!!』
愛花は私をからかうように笑いながらまた前を向いた。
気がつくともうすぐ授業も終わりそうだった。