家に帰ってからもずっと、勇人のことが頭から離れない。 ──あいつ…喜んでもらえそうな言葉とか浮かんでこないのかよ!? ──いぃーやいや、ははっ、何考えてんだあたし…あいつがそんな言葉かけてくれるわけ、ないない。 なんでだろ… あいつのことしか頭にないんだけど どーしてかなぁ…… よくわかんないや、 そんなことばかり考えながら眠りにつくことにした。