デートかぁ~…

放課後デェト~~♪

フフフッ♪

顔が火照りっぱなしだぁ~…。

私は火照る頬を両手でおさえ、ニヤニヤしながら教室へと向かった。


ガラガラ…

教室の扉を開けると、案の定、まだ誰も来てはいなかった。

自分の机に鞄をおろすと、椅子に座った。


ふぅ~…っ

何か、昨日から気分悪い事ばっかりだったけど、先輩とデートの約束しちゃったし、テンション上がってきちゃった…。

だって…

デートだよ!

デート!!

「キャー///」


1人ではしゃぎながら鞄に顔をうずめていると…


「何やってんの…??」

突然頭上から声。

驚いて顔をあげると
「彩花!!」

「おはよ…みく。あんた朝っぱらから何やってんの?」

友人の彩花だった。
「いや、あの…これにはわけが…。」

バカな場面見られて、私はあたふたした。

「ど~せ、谷川先輩の事でも考えてたんでしょ?」

う″

さすが彩花。

するどい。