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「ねぇ、亮ちゃん？」


あたしはそっと亮ちゃんの名前を呼んだ。


後日、付き合い始めたあたしたちはお互い合間をぬって会うようになっていた。

付き合い出してわかったのは、亮ちゃんはあたしを抱きしめるのが好きらしい。

今も後ろからあたしを抱きしめたまま、「ん？」と優しく返事をした。


「ずっと聞きたかったことがあるんだけど…

居酒屋で亮ちゃんとキスしてた先輩って、亮ちゃんとどういう関係…？」