タッタッタッ――…


階段を噛み締めるような僕の足音

柚香さんがいる三年生の教室に向かう


これからだ。

これからが肝心なんだ。

この後いう言葉を頭の中で何度も繰り返しいう


柚香さんどんな顔するかな?

やっぱり嫌かな...

でも僕の気持ちは抑えられないんだ



そう、
僕はこれから告白しにいくんだ――…