ごめんね。
そう言うと


「これはあたしが好きでしてる事だからいいの。
それに朱里だって色々やってくれてるでしょ」


そんなのお姉ちゃんに比べたら簡単だもん。


「お姉ちゃんには…敵わないよ」


「もう何言ってんの!!
朱里は朱里でいいんだよ。
敵う敵わないなんて思う必要ないの。
あたしは今の朱里が好きよ」


う………

「お姉ちゃあん…」


あたしは思わず抱き着いて泣いていた。


「…朱里?」


お姉ちゃんは何も聞かずあたしの背中を撫でてくれた。


あったかい。


「あたしもお姉ちゃんだいすきー…」


「あはは。
ありがと。あたし達、相思相愛だね」



お姉ちゃんの妹で良かったって心の底から思った。



駄目だなぁ。


最近あたしの涙腺弱すぎだよー…(笑)