「えええっ!?!?」


「今日、関谷さんと逢ってたの…

その時偶然、関谷さんの元カノさんって言う人と会って…

あたしの側で笑顔でその人と話してる関谷さんを見て…嫉妬…したの」


朋美の瞳はまた涙が溢れ出してた。


「あたし…好き…って言って

走って逃げて来ちゃった……」


「逃げて…来たの…?」


関谷さんの返事は…?


「だって
…返事を聞くのが怖かった……
ずっと…怖かった…っ」


朋美……!

あたしは震える肩をぎゅっと抱きしめた。


朋美の痛いくらいの気持ちが伝わってくる。


解るから…


あたしも同じだから…



だけど

朋美は気持ちを伝えたんだ。


「頑張ったね…朋美」


本当に…