あたしはそんな気持ちを抱えながら


毎日を過ごしていた。


橋口さんに逢える日をいつも心待ちにして。


……何かあたしウザい?


あたしがこんな気持ちでいるのを知ったら


どうなっちゃうんだろう。


やっぱり…ウザいよね?

迷惑だよね?

…引いちゃうよね??


そんな事を考えてるうちに


ますます気分は地中の奥深く。




せめて

嫌われない様に


毎日の髪のお手入れはかかさなくて。



橋口さんに逢えるのは

この髪があるからなんだし。


そう…この髪があるから。



それ以外

あたし達が会う理由は無いんだ……