……なんてことを思っていると、
廊下の方が
なにやら騒がしくなっているのに気がついた…
「 星野先輩、
ちょっと いいッスか?」
そんな廊下から
顔を出したのは、
タモリ君だった…。
なるほど
騒ぎの原因はコイツか…
今になって気付いたのだけど、
タモリ君は、
本当にモテるらしい…
3年の間でも人気が高く、
今だって 彼を見て騒いでいる女子がいるくらいだ…
何事かと思い、呼ばれるままに 顔を出せば
「 今日の放課後
生物部のミーティングあるんで、絶対に来て下さい。」
と、簡潔に用件だけを言われた…
我が生物部のどこに、
ミーティングするような要素があるのだろうか?
そうは思いながらも、
私は、了解。と頷いた
私の返事を聞いくとタモリ君は、さっさと帰って行ったのだった…
これだけの用ならメールしてくれれば良いのに…