…そんなネガティブ思考全開な私に追い討ちをかけたのは、




他でもない

優斗だった…













「 悪い、神菜。



部活忙しいから、


しばらくは
一緒に帰れない… 」



「 ……え、」






困ったように手を合わせる優斗



その姿が、
なんか可愛い…


…そんなことを思ってしまった私は、


そろそろ
末期なのかもしれない…。









「 え、 あ… うん。


了解。

部活頑張ってねー、」





平然を装いながらも、
内心ではショックを隠し切れない…





本当は、ここで何部なのかと聞けるタイミングだけど、

私にそんな余裕すらなかったのだった…