「 …すみません。
腹痛いんで、遠慮しときます。」
と、いち早くタモリ君が逃げようとする。
「 私も!!
お腹痛いっす!!」
続けて私も逃げようとする…
「 おいおいおいっ!!
お前ら、すげぇ元気じゃんっ!?
なに逃げようとしてんの!?」
と、春兄ちゃんが慌てて
逃げようとする私たちを呼び止めた。
けど、やっぱり…
「 お疲れっ!!」
「 お疲れっした!! 」
と、
私とタモリ君は、
前回同様 春兄ちゃんの言葉を無視して
早々に生物室から逃げたのだった…。
だって、不味いんだもの…。
…そんなこんなで、
優斗とのお付き合い初日は、あっという間に過ぎていった……