しかし、
野田先生の病室を訪ねれば、
激ヤセして男前になった先生が、可愛い看護士のお姉さんとイチャイチャしていた。
入院中になにやってんだと、呆れた私とタモリ君はそのまますぐに帰ったのだった。
…で、その後は
ちょうどお昼過ぎだったために、
そのまま2人で近くにあったモスバーガーのお店に入ることにした…。
…そして今に至る。
向かい合った席でハンバーガーを食べていると…
「 あ…、」
ふいにタモリ君の食べる手が止まる…
「 どうしたの?」
「 ……いえ、別に。」
そう言って私から顔を背けるタモリ君
しかし、
しばらくするとチラチラと私の方を見る。
いや、
私というよりは、私の後ろの方を見ている…
何事かと思って、私も振り返って見れば…、