ミルクティーを飲み干してから、ユリは いつもの可愛い笑みを浮かべた
「 じゃあ、先輩
ありがとうございましたぁ~♪」
いつものぶりっ子言葉に
思わず
自分のミルクティーを噴き出しそうになる…
なんだこの変わり様は…
やばい
この子 面白い…
立ち去る彼女の後ろ姿を見つめながら、
私のなかでの
有坂 百合という女の印象は大きく書き替えられた。
この普通の子にはない
ユリの魅力に
優斗が、気付くことのないように。と、ひっそり願うばかりだ…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…