「 なにあれぇ~っ!?
神菜ぁ!! あれほっといて良いのぉ!? 」
一緒にお弁当を食べてたユミが小声で私に話し掛ける
「 良いのぉ!?って、聞かれてもねぇ…
私 もう優斗の彼女じゃないし…、 」
ため息混じりにそう答えると
ユミは拗ねたように
ほっぺを膨らます…。
「 もぉ!!
ユミったら、
神菜のことなんだから、あれこれ口挟まないの!!」
そう言って叱るように声を上げたのは、由夏
ユミは不機嫌そうに
はーい。とだけ返事した
そんな様子に綾は、ただ曖昧に笑う。
「 ……それにしても、あの女…
最近 積極的過ぎますよね…。」
そう言って、
私に、気を付けろ。と忠告するタモリ君…
……というか、
「 …なんで、
タモリ君が
私たちとお弁当食べてるのよ…?」
隣りを見れば、
私とユミの間に
タモリ君が座って、お弁当を食べているのだ…