カルピス飲む私の隣りには、イチゴ味のプロテインを飲む優斗。
あるじゃん プロテイン…。
と、内心ツッコミを入れるものの、そんなことを考えてる場合じゃないことに気がつきハッとなった…
今日 なんのために、優斗の家に来たかって言えば、
ヤらないでヤるために来たのだ。
それなのにプロテイなんかに気を取られてる場合じゃない。
…しかし、
そんなことを考えながらも、なぜだか恋愛映画のDVDを観ている私。
その隣には私と同じように画面に目を向ける優斗。
意味わかんない…。
セックスの話はどこに行ったのか……
そう思いながらも、私も画面に意識を向けることにした…―――