「兎ぃ?」 帰ったのか…? 俺が風呂から出て来ても 声を掛けてもTVの音しか 聞こえてこなかった。 「兎ぃ---…。 何帰って…」 <コツッ> 俺はなにかを蹴とばした。 「兎ッ!!」 俺は床に倒れてる兎を蹴っていた。 「オイッ!兎ッ!」 また倒れたか? 飯だって食っただろ? 俺は机を見た。 「うん。食ってあるな…。 スッカラカンだし。じゃぁ…。」 <ス--ス--> 「寝てんのか…。 心配させやがって…。」