…………そんなことないはず。逆に嫌われてるはずなのに。



「話はこれだけだ。
出ていきなさい。」









††
†††


バタンッ



私の部屋に戻ってきた。



全く納得がいかない………………でもそれよりもなによりも…………



「潤、なんでお父様に反対してくれなかったの?
結婚してもいいって言ったのは、そんな軽い気持ちだったわけ?
私は……………私は…………ヒクッ」



「麗華落ち着いてよ。
僕だって反対したかったけど、戦う相手が悪すぎる。
無謀に突っ込んでも上手くいくわけない」