また今年も、寝坊した。


そして、迎えに来てもらった。


それでも本気で俺を責める奴はいない。





ナオキの家に行ったら、二度見したくなるくらいの女がいた。


少しだけ頬を赤く染め、ニコニコとマリと話をしている。


すぐに、いずみだと分かった。




だけど……


これだけ人数がいたら、話すことすら出来ない。


恥ずかしくて、話し掛けることが出来ない自分もいた。




やべぇ……

可愛い……




それだけしかなかった。


そのくせ、ニコニコしながらバカみたいに飲んでいて。


そのギャップがまた、ヤバいと思った。