PM6:00

サラリーマンが多くなってきた。

仕事帰りで来るんだ…。



あっ。このお店可愛い。お城みたい…。


私は吸い込まれていくように、そのお店に入った。


「いらっしゃいませ~!」

キレイなお姉さんたちが言った。

「可愛い~!女の子も大歓迎だよぉ~!」

「いや、あの…」

「んっ?どしたぁ?」

「働きに来たんです。」

「えっ?若いよね。何歳?」

「18です。」

「嘘だね。16でしょ?」

「はい…。すみません。」

「なんか事情があるんだね?」

「はい。」

「わかった!ついてきな!」


キラキラしたフロアの反対側のSTAFF ONLYというドアの方に行った。