四回目…………


もう切ろうかな…

『もしもし…』


うっそ………

「でっ出たあ……!」

『電話なんだから当たり前だろ』


確かにっ………

黙り込むと…

『いきなり電話してきてどうした?』

告白……………


「あっあのね、あたし玖隆くんのこと好きなんだ」

結果はどうであれ
今の気持ちを伝えられてよかった


『………………俺も…』

聞き取れないくらいの小さな声

「………え…?」


『だーかーら、俺も桜庭の事が好きなんだって!』