図星……………だな

やっぱ好きなんかな??


「弥生、うち玖隆君のこと好きなのかもしんない」


今の自分の気持ちをそのまま言葉にした

『だったら好きになっちゃえば??
うちはいつまでも優羽の泣いてる顔なんて見たくないんだから』

…弥生………

「………ありがとう」

プーップーップーップーッ


いつの間にか電話を切ってた

着信履歴のページにある玖隆君の番号を押した

プルルルルッ─プルルルルッ─

二回目…………
三回目…………

なかなか出ない