「たぁだいまぁ…。ふぁああぁ……。」 東亜と別れてからアタシは大きなあくびをしながら家のドアを開けた。 そのとたん、いきなりアタシに向かって朝からデカイ声が飛んで来た。 「凜〜!?お前また窓わったんやってな〜?」 「はぁ…?」 つーか昨日からオールして頭いたいねん…。 そう思い、頭を押さえながら顔を上げると… 3つ子の次男の蓮夜[レンヤ]だ…。