目の前には腕を組んで仁王立ちする二人の姿…。



惚れるって……。


族の奴らがかぁ…?



「ぷ…あははっ!」


「ちょ…アンタ笑ってる場合ちゃうで!?」


「だ、だって…おか……おかしいじゃん!!…ぷ…はっ…」



あまりにも二人の言っている事がバカらしくて思わず笑ってしまった。



だって…


惚れるって…!



ありえへんやろ!?