たまにアタシが、今日みたいに流星に避難したりするから、皆アタシの事を覚えてしまったらしい。



「凜〜★」


「へ…?」



不意に聞こえた高い女の声に、後ろに振り向く。



「あ…!夾花〜★」


「久しぶり〜会いたかったよん♪」



そういって抱き着いて着たのはこの族に2人だけ所属する女の子の夾花[キョウカ]。



後ろの方に目線をやると、ニコッと笑う、もう一人の女の子。



樹里[ジュリ]の姿があった。