東亜の手を握りながら、問い掛けるように心で思う。 いつの間にか、こんなにデカイ手になってたんやな…。 アタシの手なんか…すっぽりと納まってしまう。 ってゆーか… アタシ、アンタにまだ何も伝えてへんやんか… ずっと幼なじみやと思ってたのに…。 本当はそうじゃ無かったんかも知れへん。