ママがアタシの頭を撫でるたびに、どんどん涙が流れた。



アタシはママから離れて親父の腕を掴んだ…。



許されへん…


アイツ等。


木下組の奴らが…。



アタシが凄い気迫と殺気で親父の腕を掴んだために


親父は驚いた顔をしていた。



「凜…」


「親父…!アイツ等は!?」


「……今、警察に連行されてった…。」