心の奥底に眠る気持ちを、必死に抑えていた時だった。



ナースセンターの方から走って来たママとオヤジの姿。



「凜…!?」


「凜大丈夫!?」



ママ…


親父…。



アタシは涙を抑えながら、ママの胸に飛び込んだ。



「どうしよう…!東亜が…アタシのせいで…!」


「凜…。大丈夫…東亜はこんなことで死んだりせんよ。

頑張った…。アンタは、よぅ頑張ったよ。」