裕兄に場所を伝えると、裕兄達は急いで来ると言った。



バカなアタシは詳しい処置なども知らず…


ただ、暗闇で東亜の手を握る事しか出来なかった…。



「東亜…!しっかりして…!」


「………。」



しかし、東亜の意識は薄れて行くばかり…



アタシが不安で押し潰されそうになった時…



「「凜…!」」



慌てて走ってくる裕兄達が見えた…。