…………。



いきなり聞こえた東亜の言葉に耳を疑う。



今なんて言ったんやコイツ…。



目が点になるアタシ。



東亜に捕まえられた手が、何だか熱をもって熱い。



そんなアタシに追い撃ちをかけるように聞こえた東亜の声。



「………。」


「お前が好きや。」


「な…何言って…」


「お前に惚れてる。」