木下って…確か…



隣町の島を仕切っているヤクザの組織で、確かオヤジと敵対心を持ってるハズじゃ……?



気になったアタシは耳をもっと近づけて、話を聞き出そうとした。



「でもオヤジ…このままじゃ…」


「夏夜の言うとおりや…オヤジ、どうすんねん…。」


「分かってる…」



どうやら、3つ子の兄達もいるみたいだ。