「那智いる~?」 「あ、那智なら2階よ~?でも、那智ね…」 那智ママの返事も聞かずに 那智のいる2階に上るのもいつものこと。 鈴は、那智が好き。 小さい頃から、ずっと一緒だった。 幼稚園も、小学校も、中学校も、高校も。 あたし達はいわゆる幼なじみ。 「那智?…きゃぁぁっ」 部屋のドアを開けると、見知らぬ女の人が下着姿で 那智の上に乗っていた。