ある日
会えば毎回のように睨みあっていた
ナオとヒロキは
その日も親たちの影に隠れて睨みあっていた。
そこへ
「親の影に隠れて何やってるの??」
と言いながらノゾミが近づいてきた。
ノゾミは昔から
ウジウジした男が嫌いだったらしく(本人談)
小さな声で
「ダサ」
と言って立ち去ろうとした。