ガチャ…
「起きたのか?」
扉を開けて入ってきたのは、まぎれもなく月が失言をかました青年だった。
「!!ああっ、はいっ!」
月は赤くなって力いっぱい答える。
「元気そうだな。俺はエクシュア。」
「エ、クシュア、さん」
「エクシュアでいい。お前は?」
「…笹神 月」
「ルナ?」
エクシュアはなんだかびっくりしたようだった。
「はい」
「こりゃまたたいそうな名前だな」
「?」
ルナなんてよくある名前じゃない?
_
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…